インフィニオン、米国証券取引委員会への登録廃止の自主申請を発表
ノイビーベルク(ドイツ)
独インフィニオンテクノロジーズは本日、米国証券取引法に基づき、同社の普通株の登録廃止を目的とし、米国証券取引委員会(SEC)にForm 15-Fを自主的に提出しました。今回の申請の結果、F orm 20-Fの年次報告書とForm 6-Kの当期報告書を含む、インフィニオンのSECに対する一部報告書の提出義務は、一時停止されました。インフィニオンでは、報告義務の一時停止は、9 0日間有効になると予想しています。インフィニオンとしては、こうした措置により、同社の企業報告制度に関連した複雑性と管理コストが軽減されることで、同社株主の利益が実現すると考えています。イ ンフィニオンは2009年4月、ニューヨーク証券取引所(以下、「NYSE」)への上場を自主的に廃止しており、以降、同社の米国預託株式(以下、「ADS」)は、OTCQX International Premier市場で店頭取引されています。
インフィニオンの普通株は引き続き、フランクフルト証券取引所と、ドイツの地域的な証券取引所に上場され、当社は今後も、透明な財務報告、投資家関係、コーポレート・ガバナンスについて、最 高の基準を維持していきます。
インフィニオンでは、米国の投資家基盤にも引き続き注力していきます。当社は、「Level 1」のスポンサー付きADRの枠組みを維持する意向であり、当社のADSは、引き続きOTCQX International Premier市場で取引されます(取引シンボル「IFNNY」)。1934年米国証券取引法の規則12g3-2(b)の求めにより、インフィニオンは、そのWebサイト( www.infineon.com)上で英語での情報提供を行います。
インフィニオンについて
インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、エネルギー効率、コミュニケーションズ、セ キュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2009会計年度(9月決算)の売上高は30.3億ユーロ、従 業員は世界全体で約2万5,650人でした。インフィニオンは世界的に事業を展開しており、米国ではカリフォルニア州ミルピタス、アジア太平洋地域ではシンガポール、そ して日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場、米国では店頭取引市場のOTCQXに株式上場されています。
インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp
Information Number
INFXX201008.066