インフィニオン、シャオミの新しいSU7スマートEVに幅広い製品を提供

• インフィニオンはSiCパワーモジュールをシャオミのEVに提供

• CoolSiC™のテクノロジーによりEV最先端の性能を実現

• さらにマイクロコントローラーやゲートドライバーなどのコンポーネントを提供

• この協業により車載半導体の世界首位としてのインフィニオンの地位を一層強化

   

  2024年5月6日、ミュンヘン (ドイツ)

   

  パワーシステムとIoTにおける半導体分野のグローバルリーダーであるインフィニオン テクノロジーズ (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY) は 、Xiaomi (小米、以下シャオミ) が最近発表したEVのSU7向けに、炭化ケイ素 (SiC) パワーモジュールHybridPACK™ Drive G2 CoolSiC™およびベアダイ製品を2027年にかけて提供します。インフィニオンのCoolSiC™ベースのパワーモジュールは、より高い動作温度を可能にし、クラス最高の性能、ドライビング ダイナミクス、耐用年数を実現します。この技術に基づくトラクション インバーターは、例えばEVの航続距離をさらに伸ばすことができます。HybridPACK™ Driveは、市場を牽引するインフィニオンのEV向けパワー モジュール ファミリーであり、2017年以降、約850万ユニットが販売されています。

   

  インフィニオンは、シャオミのSU7 Maxに2つのHybridPACK™ Drive G2 CoolSiC™ 1200 Vモジュールに加え、EiceDRIVER™ゲートドライバーや様々な用途の10種類以上のマイクロコントローラーといった幅広い製品を提供しています。両社はまた、インフィニオンのSiCポートフォリオの利点を十分に活用するため、SiC車載アプリケーションでさらに協力することにも合意しました。

   

  シャオミEVのバイスプレジデント兼サプライチェーン部門のジェネラルマネージャーであるZhenyu Huang氏は「インフィニオンは、パワー半導体をリードする技術と強靭な製造能力、拡張性の高いマイクロコントローラー製品ポートフォリオを持つ重要なパートナーです。両社の協業は、シャオミEV向けのSiC供給を安定化させるだけでなく、お客様のために最先端機能を備えた高性能で安全かつ信頼性の高いハイエンドの車を実現するのに役立つでしょう」と述べています。

   

  インフィニオンのオートモーティブ事業部プレジデントのピーター シーファー (Peter Schiefer) は「シャオミEVのようなダイナミックなプレーヤーと協力し、EVの性能をさらに向上させるために設計されたSiC製品を提供できることを非常に喜ばしく思います。将来のモビリティを形成するための幅広い製品ポートフォリオやシステムへの理解、マルチサイト製造基盤を有しており、自動車業界にとっても主要なパートナーとして、インフィニオンは有利な立場にあります」と述べています。

   

  この協業は、世界の自動車業界のナンバーワン パートナーというインフィニオンの地位に貢献しています。 TechInsightの最新データによると、インフィニオンは自動車業界最大の半導体サプライヤーです。車載用パワー半導体首位に加えて、2023年は車載マイクロコントローラーの分野でも業界トップに立ちました。

インフィニオン テクノロジーズは、パワーシステムとIoTにおける半導体分野のグローバルリーダーであり、製品とソリューションを通じて、脱炭素化とデジタル化を推進しています。全世界で約58,600人の従業員を擁し、2023年会計度 (2022年10月～2023年9月) の売上高は約163億ユーロです。ドイツではフランクフルト証券取引所 (銘柄コード：IFX) 、米国では店頭取引市場のOTCQX  (銘柄コード：IFNNY) に上場しています。ウェブサイト www.infineon.com/jp

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