インフィニオンが新しいCMOS RFトランシーバ2製品を発表 ~EDGE方式/マルチモード3G携帯電話向け~
通信ICのリーディングプロバイダである独インフィニオンテクノロジーズは、シングルチップのRF CMOSトランシーバ新製品二種を発表しました。「SMARTi® PM+」と「SMARTi® UE」は、携帯電話市場で最も急成長しているEDGE分野とマルチモード3G分野向けに小型化、集積化、電力効率で新たなベンチマークを打ち立てるものです。
市場調査会社ストラテジー・アナリティクス社によると、GPRS/EDGE携帯電話の世界出荷台数は、2007年の3億5,000万台以上から2010年には5億5,000万台に増加する見込みです。 同社はさらに、消費者からマルチメディア・コンテンツ、サービス、高速インターネット・アクセスに対する要望が強まるにつれ、3 G携帯電話市場は2007年の1億5,000万台から2010年には5億台以上へ大幅に拡大すると予想しています。
インフィニオンは、スペインのバルセロナで開催中の見本市「3GSM World Congress」の自社ブース(ホール1、スタンドB19)において、SMARTi-PM+とSMARTi UEのサンプルとリファレンスボードを展示します。
世界最小のGPRS/EDGE対応4バンドRF CMOSトランシーバ「SMARTi PM+」
SMARTi PM+は、世界最小のGPRS/EDGE方式対応の4バンドRFトランシーバで、サイズはわずか3×3×0.8mm(ウェハレベルパッケージ)です。このコンパクトさにより、E DGE無線回路全体の実装面積は従来の1/2にあたる、わずか100平方ミリメートルという、指先程度の大きさに縮小できます。これは携帯電話OEMメーカーのコスト削減と小型化において画期的な一歩となります。 広く採用されているSMARTi PMの実績ある成熟したアーキテクチャを採用したSMARTi PM+は、既存の携帯電話プラットフォームおよびすべての主要なベースバンドとの互換性を備えています。す でに大手携帯電話メーカー2社がSMARTi PM+を最新のEDGE携帯電話に採用することを決定しています。
SMARTi PM+は、GPRS Class 12とEDGE Type 1にクラス最高の感度とEVM性能で対応しています。このトランシーバはDCXOとループフィルタ、電 圧レギュレータを集積しており、小信号ポーラ変調方式の採用により、すべての主要パワーアンプベンダーから提供されている標準的な低価格のリニアパワーアンプとの互換性を確保しています。す でにサンプル出荷を開始しており、2007年夏からの量産開始を予定しています。
DigRF準拠のベースバンド・インターフェイスに対応した世界初のシングルチップEDGE/UMTS RFトランシーバ「SMARTi UE」
SMARTi UEは、トランシーバとベースバンドの間のインターフェイスを定めたDigRF規格の最新仕様、DigRF 3.09に準拠した世界初のCMOSシングルチップ・シ ングルダイUMTS/EDGE RFトランシーバです。A/D変換やD/A変換などのアナログベースバンド機能を搭載したSMARTi UEを使用することで、OEMメーカーは、高コストの複雑なアナログ/デ ジタル・ベースバンドではなく、低コストなデジタル・ベースバンドICを1個使用することができます。純粋なデジタル・ベースバンドはアナログ/デジタル・ベースバンドに比べてサイズが小さく、ム ーアの法則によるいっそうの小型化をより迅速に達成できる道筋ができます。
SMARTi UEは、HSDPAとHSUPAのほか、UMTSバンド1~10のうちの3バンド、さらに4バンドEDGEをサポートします。パッケージサイズは6×6mmと、第 1世代のシングルチップW-EDGE/H-EDGEトランシーバ(7×7mm以上が一般的)に比べて大幅に小型化されています。外付け部品を加えた場合、SMARTi UEを採用した無線ソリューション全体のサイズは約400平方ミリメートルと、従来のソリューションに比べて約半分のサイズに抑えられます。
HSDPA/HSUPAによるマルチメディア機能に対応し、全世界の周波数帯で動作可能なSMARTi UEは、低価格の新しい3Gマルチメディア携帯電話に理想的なデバイスです。イ ンフィニオンではSMARTi UEのサンプル出荷をすでにティア1の携帯電話メーカー向けに開始しており、2007年下半期に量産を開始する予定です。
ストラテジー・アナリティクス社のクリス・テイラー氏(RF/ワイヤレス・コンポーネント担当ディレクター)は次のように述べています。「 インフィニオンは携帯電話用トランシーバICの昨年の出荷量が2億3,000万個を上回った、市場におけるリーダーです。トップクラスの携帯電話メーカーが今後2年間でEDGE、H-EDGE、D igRFへ移行する中、インフィニオンは業界の先頭を走り続けようとしています」
インフィニオンのヘルマン・オイル(取締役副社長、取締役会メンバー兼通信ソリューション事業グループ責任者)は次のように述べています。「インフィニオンは、小型化、市場投入期間、継 続的なコスト削減を、お客様の成功に寄与する主要な要素と考えています。SMARTi PM+とSMARTi UEは、RF分野における当社の技術的、商業的なリーダーシップを実証するものであり、こ れはティア1のOEMメーカーにおける新規のデザインウィンに直接的に現れています」
市場調査会社ストラテジー・アナリティクス社によると、GPRS/EDGE携帯電話の世界出荷台数は、2007年の3億5,000万台以上から2010年には5億5,000万台に増加する見込みです。 同社はさらに、消費者からマルチメディア・コンテンツ、サービス、高速インターネット・アクセスに対する要望が強まるにつれ、3 G携帯電話市場は2007年の1億5,000万台から2010年には5億台以上へ大幅に拡大すると予想しています。
インフィニオンは、スペインのバルセロナで開催中の見本市「3GSM World Congress」の自社ブース(ホール1、スタンドB19)において、SMARTi-PM+とSMARTi UEのサンプルとリファレンスボードを展示します。
世界最小のGPRS/EDGE対応4バンドRF CMOSトランシーバ「SMARTi PM+」
SMARTi PM+は、世界最小のGPRS/EDGE方式対応の4バンドRFトランシーバで、サイズはわずか3×3×0.8mm(ウェハレベルパッケージ)です。このコンパクトさにより、E DGE無線回路全体の実装面積は従来の1/2にあたる、わずか100平方ミリメートルという、指先程度の大きさに縮小できます。これは携帯電話OEMメーカーのコスト削減と小型化において画期的な一歩となります。 広く採用されているSMARTi PMの実績ある成熟したアーキテクチャを採用したSMARTi PM+は、既存の携帯電話プラットフォームおよびすべての主要なベースバンドとの互換性を備えています。す でに大手携帯電話メーカー2社がSMARTi PM+を最新のEDGE携帯電話に採用することを決定しています。
SMARTi PM+は、GPRS Class 12とEDGE Type 1にクラス最高の感度とEVM性能で対応しています。このトランシーバはDCXOとループフィルタ、電 圧レギュレータを集積しており、小信号ポーラ変調方式の採用により、すべての主要パワーアンプベンダーから提供されている標準的な低価格のリニアパワーアンプとの互換性を確保しています。す でにサンプル出荷を開始しており、2007年夏からの量産開始を予定しています。
DigRF準拠のベースバンド・インターフェイスに対応した世界初のシングルチップEDGE/UMTS RFトランシーバ「SMARTi UE」
SMARTi UEは、トランシーバとベースバンドの間のインターフェイスを定めたDigRF規格の最新仕様、DigRF 3.09に準拠した世界初のCMOSシングルチップ・シ ングルダイUMTS/EDGE RFトランシーバです。A/D変換やD/A変換などのアナログベースバンド機能を搭載したSMARTi UEを使用することで、OEMメーカーは、高コストの複雑なアナログ/デ ジタル・ベースバンドではなく、低コストなデジタル・ベースバンドICを1個使用することができます。純粋なデジタル・ベースバンドはアナログ/デジタル・ベースバンドに比べてサイズが小さく、ム ーアの法則によるいっそうの小型化をより迅速に達成できる道筋ができます。
SMARTi UEは、HSDPAとHSUPAのほか、UMTSバンド1~10のうちの3バンド、さらに4バンドEDGEをサポートします。パッケージサイズは6×6mmと、第 1世代のシングルチップW-EDGE/H-EDGEトランシーバ(7×7mm以上が一般的)に比べて大幅に小型化されています。外付け部品を加えた場合、SMARTi UEを採用した無線ソリューション全体のサイズは約400平方ミリメートルと、従来のソリューションに比べて約半分のサイズに抑えられます。
HSDPA/HSUPAによるマルチメディア機能に対応し、全世界の周波数帯で動作可能なSMARTi UEは、低価格の新しい3Gマルチメディア携帯電話に理想的なデバイスです。イ ンフィニオンではSMARTi UEのサンプル出荷をすでにティア1の携帯電話メーカー向けに開始しており、2007年下半期に量産を開始する予定です。
ストラテジー・アナリティクス社のクリス・テイラー氏(RF/ワイヤレス・コンポーネント担当ディレクター)は次のように述べています。「 インフィニオンは携帯電話用トランシーバICの昨年の出荷量が2億3,000万個を上回った、市場におけるリーダーです。トップクラスの携帯電話メーカーが今後2年間でEDGE、H-EDGE、D igRFへ移行する中、インフィニオンは業界の先頭を走り続けようとしています」
インフィニオンのヘルマン・オイル(取締役副社長、取締役会メンバー兼通信ソリューション事業グループ責任者)は次のように述べています。「インフィニオンは、小型化、市場投入期間、継 続的なコスト削減を、お客様の成功に寄与する主要な要素と考えています。SMARTi PM+とSMARTi UEは、RF分野における当社の技術的、商業的なリーダーシップを実証するものであり、こ れはティア1のOEMメーカーにおける新規のデザインウィンに直接的に現れています」
インフィニオンについて
インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのミュンヘンに本社を置き、エネルギー効率、モビリティ、安 全性とセキュリティという現代社会が抱える3つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2006会計年度(9月決算)の売上高は79億ユーロ( キマンダの売上高38億ユーロを含む)、従業員は世界全体で約4万2,000人(キマンダの従業員約1万2,000人を含む)でした。インフィニオンは世界的に事業を展開しており、米 国ではカリフォルニア州サンノゼ、アジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。インフィニオンは、フ ランクフルトとニューヨークの証券取引所に株式上場されています。インフィニオンについての情報は次のURLをご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com
オンラインのニュースリリース: http://www.infineon.com/jp
本社サイト: http://www.infineon.com
オンラインのニュースリリース: http://www.infineon.com/jp
Information Number
INFCOM200701.033
Press Photos
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SMARTi® UE: The world's first single-chip EDGE/UMTS RF transceiver with DigRF baseband interfaceSMARTiUE.jpg
SMARTi® UE: Der weltweit erste Ein-Chip EDGE/UMTS RF-Transceiver mit DigRF Basisband InterfaceJPG | 860 kb | 3864 x 2898 px
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SAMRTi® PM+: The world's smallest GPRS/EDGE Quadband RF CMOS transceiverSMARTiPM.jpg
SAMRTi® PM+: Der weltweit kleinste GPRS/EDGE Quadband RF CMOS TransceiverJPG | 441 kb | 2384 x 1788 px