インフィニオン、NVIDIA InceptionアワードでAIスタートアップ企業をサポート
2018年9月17日、ドイツ(ミュンヘン)
人工知能(AI)を活用するアプリケーションやシステムは、未来の重要なテクノロジーであり、ビジネスに計り知れない可能性をもたらします。インフィニオン テクノロジーズ(FSE:IFX/OTCQX:IFNNY)は、NVIDIA Inceptionアワードのスポンサーとして、AI分野においてヨーロッパで最高のスタートアップ企業、ならびに革新的なディープラーニングアプリケーションの開発をサポートしています。このアワードは、2018年10月10日にミュンヘンのGPU Technology Conference (GTC) Europeで開催されます。
ドイツの半導体企業であるインフィニオンは、シリコンバレーのAIスペシャリストであるNVIDIAと共同で、NVIDIA Inceptionアワードに応募した130社以上のスタートアップ企業からファイナリストを選出しています。これまでの予選ラウンドでは、世界各地の創業間もないスタートアップ企業が各社のビジネスモデルをインフィニオンのAI専門家を含む審査員団に発表しました。ファイナリストたちは、ライブ形式のピッチイベントとなるミュンヘンのGTC Europeにおいて、特別審査委員会の前でプレゼンテーションに臨みます。
インフィニオンのパワーマネジメント&マルチマーケット事業本部でパートナーシップマネジメントを統括するオリバー ヘニング(Oliver Henning)は、次のように述べています。「インフィニオンは、世界をリードするセンシング技術プロバイダーの1社として、「もの」が周辺の環境を見て、聞いて、理解できるようにさせることで、AIアプリケーションを支えています。弊社のセンサーは、学習するAIネットワークによって処理されたデータを正確に取得することが可能です。つまり、MEMSマイクロフォンやレーダーといったインフィニオンのセンサーが、ニューラルネットワークの目と耳の役割を果たしているのです」
特定のタスクを実行するために大量のデータを使用し、マシーンに反復トレーニングをさせるディープラーニングシステムは、ビッグデータの利用、アルゴリズムの改良、コンピューティング性能の進歩といった理由から現実のものとなっています。これらのシステムは、センサーからのデータをより効果的に取得し処理するほど、割り当てられたタスクに対して有能になります。
これには、強力なコンピューティング性能、ならびにますます増大するデータ量に対応した5Gなどのクリティカルなサーバーやインフラストラクチャーにも使用されている高い信頼性と効率性を備えた電源が不可欠です。インフィニオンは、 XENSIV™センサー、パワー半導体、ハードウェアベースのセキュリティソリューションである OPTIGA™など、インテリジェントでエネルギー効率に優れ、かつ安全なIoTソリューションを自律走行、スマートシティ、スマートデバイス、インダストリー4.0といった分野に提供しています。
NVIDIA Inception アワードについて
インフィニオンは、130社以上の応募の中から最も有望なスタートアップ企業である60社をNVIDIAと共同で選出しました。次のラウンドに進んだスタートアップ企業は、ロンドン、パリ、ミュンヘンで開催されたピッチイベントでプレゼンテーションを行いました。インフィニオンからの代表者を含む審査員団は、各社の起業家と直接会い、それぞれのビジネスモデルを直接目にしました。今後、10社のファイナリストが選考され、10月に開催されるGTC Europeに進出します。最優秀作品は、投資家とGPU Ventureエキスパートから構成された特別審査委員会によって決定され、賞金100,000ドルとDGX StationパーソナルAIスーパーコンピューターが贈呈されます。
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INFPMM201809-084j
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As one of the world’s leading providers of sensing technology, Infineon Technologies AG naturally empowers the application of AI by enabling things to see, hear and understand their environment.Artificial_Intelligence
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