Zwipeとインフィニオン、パートナーシップを拡大し、協業を強化
2019年6月18日、ミュンヘン(ドイツ)、オスロ(ノルウェー)
生体認証テクノロジー企業のZwipeと、決済市場向け半導体ソリューションプロバイダーであるインフィニオン テクノロジーズは、二社間の技術面と事業面の包括的な関係の協業に関する、長期契約を拡大して締結しました。決済カードやウェアラブル機器を含む生体認証付きスマート デバイスの本格普及のための、先進的なシステム オン チップ ソリューションや、カードのシステム デザインを、共同で定義し開発します。
今回の協業では、人気が高まりつつある、生体認証カードを用いたタップ アンド ゴー決済に注力します。タップ アンド ゴーは、ヨーロッパのPSD2(改正決済サービス指令)が求めるSCA(本人による確実な認証)要件を満たし、セキュリティに妥協すること無く、ユーザー・エクスペリエンスを大幅に向上させることができます。
Zwipeとインフィニオンは、長年にわたる関係を有しています。インフィニオンのセキュア エレメントは現在、Zwipeの生体認証決済プラットフォームを採用した全てのパイロット プロジェクトに採用され、ヨーロッパや中東の様々な国の12の主要銀行が運営する複数の主要決済ネットワークを支えています。カード メーカー各社は、生体認証付き決済カードの認定を完了させ、今年中に商品化する計画です。
この協業について、ZwipeのCEO アンドレ レヴェスタム(André Løvestam)氏は次のように述べています。「インフィニオンのような世界的テクノロジー リーダーとの長年にわたるパートナーシップを強化でき光栄に思います。本格普及のための競争力あるソリューションを通して、ZwipeのテクノロジーやIPを実用化する力は、今回の協業で更に高まります。」
インフィニオンのペイメント&ウェアラブルズ事業担当 ビョーン シャーフェン(Bjoern Scharfen)は次のように付け加えました。「Zwipeとの協業、共同開発は、生体認証決済の本格普及を促進させるものです。」
二つのテクノロジー企業が協力して、生体認証付きデュアル インターフェース決済カードの量産要件を最適化した、先進的な統合ソリューションの開発を目指します。開発中のプラットフォームは、カード設計を簡素化し、部品点数を削減します。
Zwipe 社について
Zwipeは、バッテリの要らない超低消費電力の内蔵型生体認証ソリューションを実現するテクノロジー プロバイダーです。セキュリティ、金融サービス、およびIDアプリケーションの世界的ブランドを含むパートナーのエコシステムを活用して、銀行、事業者、そして消費者のためにZwipeは便利を安全に(Making Convenience Secure™)しています。
個人情報を保護する先進的な指紋認識を用いたZwipeのソリューションは、従来の認証方法に潜在するデータ盗難の危険に対処します。ノルウェーのオスロに本社を置くZwipeは、国際的なインフラストラクチャー規格に基づくセキュリティソリューションと組み合わせた独自の電力管理テクノロジー・プラットフォームを、過去10年にわたって開発してきました。詳細については www.zwipe.comをご覧ください。
Information Number
INFDSS201906-079j
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Zwipe and Infineon are extending their partnership. Together, the two technology companies will seek to develop advanced integrated solutions optimized to the volume requirements of biometric dual-interface payment cards.zwipe_and_infineon
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Zwipe and Infineon are extending their partnership. Together, the two technology companies will seek to develop advanced integrated solutions optimized to the volume requirements of biometric dual-interface payment cards.zwipe_payment
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