インフィニオン、モバイル民生用デバイス向けのOPTIGA™Connect 5G対応eSIMターンキー ソリューションを発表

2020/03/16 | マーケットニュース

2020年3月12日、ミュンヘン(ドイツ) 

インフィニオン テクノロジーズ(FSE:IFX / OTCQX:IFNNY)は、モバイル民生用デバイス向けの新しいOPTIGA™Connect eSIMソリューションで、組み込みSIM(eSIM)のラインアップを拡張します。このソリューションは、3Gから5GまでのすべてのGSMA標準を完全にサポートし、選択した契約キャリアネットワークに対して、デバイスを安全に認証します。フットプリントが小さいため、スマートフォン、タブレットをはじめ、スマートウォッチやフィットネストラッカーなどのウェアブルデバイスに最適です。インフィニオンは、ハードウェアとソフトウェアの統合によりシステムへの組み込みを容易にし、eSIM実装の労力と市場投入までの時間を短縮することにより、メーカーが製品設計を効率的に推進できるよう支援します。 

新しいOPTIGA Connectソリューションは、インフィニオンの実績あるSLC37セキュリティチップに基づいており、GSMAのセキュリティ要件を満たし、コモン クライテリアCC EAL4 + highに準じた検査を実施済みです。コアのチップは、秘密鍵とデータを不正使用から保護するのに必要な、堅牢で信頼できる保管庫を提供します。 

さらに、GSMAの最新の5G仕様(SIMAlliance Profile Interoperability 2.3 Spec)および3GPPの最新の5G仕様に完全に準拠しています。リモートSIMプロビジョニング機能を備えた主要なモバイルネットワークプロバイダーのプロファイルをサポートし、ネットワークオペレータープロファイル、データ、および追加アプリケーション用に最大1.2 MBの空きユーザーメモリを提供します。わずか2.9 mm x 2.5 mm x 0.4 mmという超小型パッケージサイズにより、特にプリント基板のスペースに最もこだわるデバイス向けに、まったく新しい設計が可能になります。 

グローバルテクノロジーマーケットアドバイザリー会社 ABI Researchによると、eSIM対応スマートフォンのグローバル出荷は、2020年に2億2500万台を超えると予測されています。主要な携帯電話メーカーのeSIMサポートの継続と、他のデバイス範囲へのeSIMの拡張を見込んで、ABIは、2024年に最低5億台のeSIM対応スマートフォンが世界に出荷されると予測しています。 

利用状況

消費者向けOPTIGA Connect eSIMソリューションは、2020年3月以降に利用可能になります。詳細については、 www.infineon.com/OPTIGA-connect-consumerをご覧ください。

Information Number

INFDSS202003-038j

Press Photos

  • The OPTIGA™ Connect eSIM solution for mobile consumer devices fully supports all GSMA standards from 3G to 5G - it is the perfect match for smartphones, tablets, smart watches or fitness trackers.
    The OPTIGA™ Connect eSIM solution for mobile consumer devices fully supports all GSMA standards from 3G to 5G - it is the perfect match for smartphones, tablets, smart watches or fitness trackers.
    Infineon_OPTIGA_Connect_eSIM_Consumer

    JPG | 499 kb | 2126 x 1417 px