インフィニオン、Sentry Enterprises社と生体認証アクセス コントロールとコールド ストレージ暗号ウォレット プラットフォームの実現に向けて協力

2023年1月26日、ウェストチェスター (米国ペンシルバニア) 、ミュンヘン (ドイツ)

インフィニオン テクノロジーズ (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY) の最新世代 SLC37x セキュア エレメント チップ ファミリーが、物理的世界とデジタル世界にわたってアイデンティティの意味を変えることに取り組む先進テクノロジー企業であるSentry Enterprises社 (以下：セントリー社) のバイオメトリクス プラットフォームの基盤として採用されました。セントリー社は、プライバシーを重視したアイデンティティ証明ソリューションであるSentryCardバイオメトリクス プラットフォームと、まもなくリリースされるSentinelバイオメトリクス コールド ストレージ暗号ウォレットを開発、製造しています。セントリー社のIDプラットフォームは、セキュリティ、決済、暗号分野など、あらゆる市場セグメントで幅広く展開されています。

 セントリー社は、生体認証ハードウェア、最先端のカード オペレーティング システム、統合モバイル アプリケーションおよびバックエンド システムを組み込んだ次世代の「ユニバーサル アイデンティティ プラットフォーム」を完成させつつあります。このプラットフォームの焦点は、今日のセキュリティの脆弱性へのソリューションを提供しながら、将来のWeb 3.0やSelf
SovereignID(SSI, 自己主権型 ID) アプリケーションへの対応を可能にすることです。

 セントリー社のCEO、マーク ベネット (Mark Bennett) 氏は「バイオメトリクス ソリューションにおける当社の専門知識は、世界をリードするアイデンティティ エコシステムを構築するための不可欠な基盤であることが証明されています。インフィニオンと協力してSCL37xセキュア エレメントをSentryCardおよびSentinelバイオメトリクス プラットフォームに統合することで、性能、電力、妥協のないセキュリティのバランスが完璧になりました」と述べています。

 インフィニオン アメリカのスマート カードおよびIoTセキュリティ担当シニア ディレクターであるアルノー モーザー (Arnaud Moser) は「プライバシーを重視した生体認証ソリューションが、セキュリティ、アイデンティティ、新興暗号市場において重要な役割を果たすことは間違いありません。我々は、セントリー社がこの分野で商業的に拡張可能な最初のプレーヤーであると信じており、彼らのプラットフォームを強化するためにインフィニオンのSLC38セキュア エレメントが選ばれたことを非常に喜ばしく思っています」と述べています。

 インフィニオンのセキュリティ コントローラは、セキュリティ レベル CC EAL 6+の認証を受け、電子パスポート、物理アクセスカード、物理トークンなどのデジタル アイデンティティのユース ケース向けに設計されており、安全な識別と認証のために使用されています。インフィニオンは、セントリー社と協力し、より安全で革新的かつ便利なソリューションを市場に提供します。

 セントリー社のバイオメトリクス プラットフォームは、今日の非常にコネクテッドな世界に欠けている重要な要素、つまりユーザーが管理する絶対的な本人確認機能を提供し、世界の既存のインフラと容易に統合することができます。絶対的な本人確認と信頼の確立は、重要なインフラ、企業や政府の資産、そして急速に成長する暗号通貨市場を保護するために最も重要なことです。

セントリー社について

セントリー社は、米国に拠点を置く垂直統合型ソリューション プロバイダーです。同社は、エンタープライズ用に絶対的な本人確認を提供することにフォーカスし、特許を取得した独自のバイオメトリクス プラットフォームを製造・提供しています。セントリー社の詳細については、 https://sentryenterprises.com/ をご覧ください。

  供給体制について

インフィニオンの最新世代SLC37xセキュア エレメント チップ ファミリーは、現在入手可能です。完全なソリューションに関するより詳しい情報は、 www.infineon.com/slc37で入手できます。