インフィニオン、組込みを加速させる新しい拡張機能を備えたModusToolbox™ 3.1を発表

2023/06/26 | マーケットニュース

2023年6月12日、ミュンヘン (ドイツ)

 

今日の製品に搭載されているさまざまな組込みソリューションでは、ソフトウェアが重要な機能を果たすため、組込み開発者は、製品を市場に投入するために適切なソフトウェアツールを用意する必要があります。これには「スタート」という段階から最終的なハードウェアへの展開に至るまで、柔軟性と最高の機能を備えたプラットフォームを提供する開発ツールが含まれます。インフィニオンテクノロジーズ (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY) は本日、開発者がハードウェア設計のためのソフトウェアソリューションを開発するために、より多くの機能を指先で操作できるように強化した ModusToolbox™ 3.1 を発表しました。

 

ModusToolbox™ 3.1には、主要なドキュメント、トレーニングモジュール、ビデオチュートリアル、関連するコミュニティフォーラムへのリンクを備えた「スタート」リソースの中心となる、新しいダッシュボードアプリケーションが追加されています。ダッシュボードでは、Microsoft Visual Studio Code、IAR Embedded Workbench、Arm® MDK (µVision IDE) 、ModusToolboxの一部であるEclipse IDEなど、さまざまな統合開発環境(IDEs)向けに新しい組み込みプロジェクトを作成するワークフローのガイドを提供します。最新版で大幅に更新されたBSP Assistantは、デバイス中心のフローを使用してボード サポート パッケージ (BSP) を作成するための新しいユーザー インターフェースを含んでいます。最新バージョンでは、インフィニオンの開発ボード ライブラリのリファレンスBSPを引き続きサポートしています。

 

インフィニオンのソフトウェアおよびツール テクニカル マーケティング担当であるクラーク ジャービス (Clark Jarvis)は「新しい開発ツールを学ぶことは、困難な作業に思えるかもしれません。ModusToolbox™には、開発者が以前よりも簡単に使い始められるように、主要なリソースを提供する確実なダッシュボードが含まれています。さらに、BSP Assistantを使用して最終的な顧客のハードウェア上での開発をサポートするツールも大幅に強化されています。これにより、ModusToolbox™は開発者を最初から最後までサポートすることができるようになりました」と述べています。

 

インフィニオンのModusToolbox™ソフトウェアは、柔軟で効率的な開発環境を提供する開発ツールおよび組み込みランタイム資産の包括的な組み合わせです。インフィニオンの開発キットを使用した評価やプロトタイプの段階から、アプリケーション開発の編集・コンパイル・デバッグのサイクルを通じてカスタムBSPを作成し、最終的に製品の展開に至るまで、シームレスな移行をサポートしています。

 

利用方法

インフィニオンのModusToolbox™は、Infineon Developer Center  (https://softwaretools.infineon.com/tools/com.ifx.tb.tool.modustoolbox) からダウンロードすることができます。このインストール ツール パッケージは、Windows、Linux、およびmacOSで利用できます。インストール手順は ModusToolbox Installation Guideに詳しく記載されています。

 

Information Number

INFCSS202306-116j

Press Photos

  • Infineon’s ModusToolbox™ 3.1 adds a new dashboard application that serves as a central “getting started” resource with links to key documentation, training modules, video tutorials and relevant community forums. The dashboard provides a guided workflow for creating a new embedded project for various Integrated Development Environments (IDEs), including Microsoft Visual Studio Code, IAR Embedded Workbench, Arm® MDK (µVision IDE), or Eclipse IDE as part of ModusToolbox.
    Infineon’s ModusToolbox™ 3.1 adds a new dashboard application that serves as a central “getting started” resource with links to key documentation, training modules, video tutorials and relevant community forums. The dashboard provides a guided workflow for creating a new embedded project for various Integrated Development Environments (IDEs), including Microsoft Visual Studio Code, IAR Embedded Workbench, Arm® MDK (µVision IDE), or Eclipse IDE as part of ModusToolbox.
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