インフィニオン、規格を超えるWi-Fi 6/6E性能とIoTアプリケーション向けの高度なBluetooth®コネクティビティを組み合わせたAIROC™ CYW5551xを発表
2023年10月26日、ミュンヘン (ドイツ)、サンノゼ (カリフォルニア)
インフィニオン テクノロジーズ (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY) は本日、同社のAIROC™ポートフォリオを拡張するAIROC™ CYW5551x Wi-Fi 6/6EとBluetooth® 5.4ソリューションを発表しました。この多機能なファミリーは、規格を超える安全かつ信頼性の高い1x1 Wi-Fi 6/6E (802.11ax) 接続性と、高度な超低消費電力Bluetooth® (BT) コネクティビティを提供します。最適化されたデュアルバンドWi-Fi 6ソリューションのCYW55512と、トライバンドWi-Fi 6/6EソリューションのCYW55513は、 スマートホーム、産業用途、 ウェアラブル、その他の小型フォームファクタの IoTアプリケーションに理想的な電力効率に優れた設計を特徴としています。
インフィニオンのWi-Fi製品ライン担当バイス プレジデントのシバラム トリクタム (Sivaram Trikutam) は「インフィニオンの新しいCYW5551xファミリーは、2x2 Wi-Fi 6/6E CYW5557xデバイス ファミリーが持つ到達距離、信頼性、ネットワーク堅牢性がひきつがれ、IoTに最適化されたファミリーになっています。インフィニオンのデジタル化および脱炭素化戦略の一環として、このファミリーは超低消費電力化に最適化されており、ウェアラブルやIPカメラなどのバッテリー駆動デバイスに最適なものになっています。幅広い温度範囲で最高性能を発揮するように調整されているため、電気自動車の充電、ソーラーパネル制御、ロジスティクスなどの産業用およびインフラ向けアプリケーションにも適しています」と述べています。
新しいソリューションはWi-Fi 6Eの「グリーンフィールド」6 GHz帯にも対応するため、レイテンシーが短縮され、干渉が軽減されます。Bluetooth® 5.4 LE Audioは、最大20 dBmの送信出力に対して到達距離と出力が最適化されています。その他の特徴として、強化されたマルチレイヤー セキュリティ (PSA Level 1認証取得可能) や、モジュールおよびプラットフォーム パートナーの幅広いエコシステムがサポートする設計の多様性などがあります。本デバイスはAIROC™ CYW5551xファミリーのその他の製品と同様にLinux、RTOS、Androidに対応し、完全に実証されたBluetooth®スタックや開発を加速するためのサンプル コードを用意しています。
供給状況について
AIROC™ CYW55512およびCYW55513は、現在サンプル出荷中です。発売は、CYW55512は2024年3月、CYW55513は2024年6月を予定しています。ソリューション全体に関する詳細は、 www.infineon.com/CYW5551xをご覧ください。
Information Number
INFCSS202310-016j
Press Photos
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Infineon’s versatile AIROC™ CYW5551x family delivers secured, reliable 1x1 Wi-Fi 6/6E (802.11ax) connectivity that goes beyond the standard, plus advanced ultra-low power Bluetooth (BT) connectivity. The optimized CYW55512, a dual-band Wi-Fi 6 solution, and CYW55513, a tri-band Wi-Fi 6/6E solution, feature power-efficient designs that are ideal for smart home, industrial, wearables and other small form-factor IoT applications.Security_camera
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