シーメンスがインフィニオンの多数株議決権を手放す

2001/12/05 | ビジネス&フィナンシャルプレス

独シーメンスは本日、インフィニオンテクノロジーズに対する多数株議決権を手放したと発表しました。

シーメンス半導体部門の分離による新会社設立と、それに続くインフィニオン株の公開以来、シーメンス社が多数株議決権を放棄することは、既定の路線となっていました。すでに、シ ーメンスとインフィニオンの両社はそれぞれの異なるビジネスモデルにもとづき、独立した経営を行う道を探ってきており、シーメンスによる持ち株を多数株から少数株にすることは、これまで計画されてきたものです。

インフィニオンテクノロジーズのウルリッヒ・シューマッハ最高経営責任者(CEO)兼社長は、「今回の措置は以前から計画されてきたものであり、実施に移されたことを歓迎します。シ ーメンスがインフィニオンの株主の利益を配慮した形で、インフィニオンを連結決算から外す方法を選択したことを嬉しく思います。今回の重要決定により、インフィニオンは独立した会社として、引き続き、成 功を目指して経営を行います。また、シーメンスは今後とも、インフィニオンにとって重要な戦略パートナーであり、主要顧客であり続けることは確かです」と、述べました。

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