インフィニオン、次世代AURIX™マイクロコントローラーでイノベーションを推進し、自動車の電動化とデジタル化を加速
2021年1月5日、ミュンヘン (ドイツ)
未来のモビリティは、カーボン ニュートラル、自律走行、完全なコネクテッド、サイバー セキュリティに対応したものになります。マイクロエレクトロニクスは、この変革の中核を成すものです。インフィニオンテクノロジーズ (FSE: IFX / OTCQX: IFNNY) は本日、AURIX™マイクロコントローラー ファミリー (MCU) の新世代品を発表しました。新しいTC4xファミリーは、eMobilityや先進運転支援システム (ADAS)、自動車の電気・電子 (E/E) アーキテクチャ、低価格AIアプリケーションのトレンドを促進するものです。さらに、スケーラブルなファミリー コンセプトにより、共通のソフトウェア アーキテクチャを採用し、プラットフォーム ソフトウェアの大幅なコスト削減を可能にします。
インフィニオンのオートモーティブ事業部の責任者であるピーター シーファー (Peter Schiefer) は、「次世代AURIX™ファミリーは、今後10年間の電気自動車、インテリジェントカー、コネクテッドカーの基礎を築くことができます。当社は、急速に変化する自動車市場におけるナンバーワン パートナーです。私たちのシステム知識、そしてイノベーションおよび品質への情熱は、環境に優しく、より安全で、より快適な自動車の実現に大きく貢献します」と述べています。
インフィニオンのAURIX™は、パワートレインやセーフティ、アシスト、自律走行、ドメインまたはゾーン制御など、高成長でセーフティ クリティカルなアプリケーションのアーキテクチャとして最適な選択肢です。自動車の複雑化とAI実装を考慮し、AURIX™ TC4xファミリーではエコシステム構築に大きな重点を置き、迅速な市場投入と使いやすさを確保しています。拡張性のあるファミリー コンセプトを持つAURIX™は、信頼性の高いエレクトロニクスとソフトウェア ベースのアプリケーションに重要な要素です。そのためAURIX™マイクロコントローラーの需要と収益は、今後数年間大きく伸びることが予想されます。たとえば欧州の大手自動車メーカーでは、この10年半ばの時点で生産予定の新車に約35個のAURIX™マイコンが搭載される予定です。
新しいAURIX™ TC4xファミリーは、eMobilityおよび自動運転の双方をサポートします。また、高度な安全性とセキュリティ性能、そしてコネクティビティ性能を提供します。さらに、新しいSOTA (Software Over the Air) 機能により、自動車メーカーが求める高速かつ安全な自動車とクラウド接続性を実現し、フィールド アップデートや自動車使用中の診断・分析を可能にします。
インフィニオンについて
インフィニオン テクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています。2021会計年度(9月決算) の売上高は約111億ユーロ、従業員は世界全体で約50,280人。世界の半導体メーカー上位10に入る半導体企業です。
インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場 (銘柄コード: IFX)、米国では店頭取引市場のOTCQX (銘柄コード: IFNNY) に株式上場しています。
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INFATV202201-039j
Press Photos
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インフィニオンの次世代AURIX™ファミリーは、今後10年間の電気自動車、インテリジェントカー、コネクテッドカーの基礎を築きます。Car-of-the-future_Infineon
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Infineon Technologies AG、オートモーティブ事業部プレジデントPeter-Schiefer_Infineon
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