受電側機器(PD)
未来に対応できるPoE受電側機器を設計しましょう
PoE PDのための高信頼性で電力効率の優れたDC-DC電源設計
技術の進歩および新しく制定されたIEEE 802.3bt規格によって、パワーオーバーイーサネットで受電側機器(PD)に供給できる全電力は、ケーブルの長さに応じて、最大100Wに拡大されました。この発展は有益なものであり、新しいアプリケーションにPoE経由で電源を供給できるようになりますが、PDのDC-DC主電源について、新しい課題が発生しています。
- 出力電力増加。受電側機器によってはポイントオブロード(POL)設計も必要
- 容易に組み込める補助電源。PoE経由で電源が得られない、または不適切な場合の柔軟性向上
- 高効率。PDが利用できる電力を最大化
- 高信頼性。厳しい環境条件でも故障回避
PoE受電側機器のDC-DC電源設計に対するこれらの要求に対応するため、インフィニオンは、高信頼性、高効率の高電圧および低電圧MOSFETを幅広い製品構成で提供しています。インフィニオンのパッケージソリューション、たとえば ThinPAK 5x6は、お客様の生産ラインを完全自動化を可能にして、大量生産を実現します。インフィニオンは、DC-DCコンバータソリューションの幅広いポートフォリオを用意しています。たとえばパワーマネジメントIC(PMIC)、スイッチングレギュレータ、さらにはOptiMOS™低電圧MOSFET、CoolMOS™高電圧MOSFET、AC-DC補助電源システム向けCoolSET™補助コンバータシステムなどがあります。
インフィニオンチームの専門家は、いつでもお客様の設計上の問題解決を支援いたします。
Spotlight on Power Semiconductor Offering for 802.3bt Power over Ethernet
Join this webinar to learn more about the latest IEEE 802.3bt standard for Power over Ethernet (PoE) and upcoming opportunities in emerging markets such as smart buildings. We will talk about the basics of the new PoE specification, the increase of power levels up to 100 W per port and the changes it entails for power supply and system designs, both for power sourcing equipment and powered devices.