EVAL-1ED3251MC12H
概要
EiceDRIVER™ 2L-SRC Compactの2段階スルーレート制御機能付き評価ボード
EVAL-1ED3251MC12Hは、2段階スルーレート制御 (2L-SRC) 対応のゲートドライバーIC (1ED3251MC12H) とアクティブミラークランプでハーフブリッジ構成になっています。本ボードでは、スルーレート制御のスイッチング方式の評価が可能です。スイッチの種類は自由に選択できます。TRENCHSTOP™ IGBT7 IKQ75N120CS7を推奨します。また、高電圧側からロジック制御への超高速絶縁型の過電流フィードバック信号用ゲートドライバーICを追加することで、SiC MOSFETを使用できます。本ボードはダブルパルス試験に最適です。
1ED3241MC12Hは、EiceDRIVER™ 1ED32xxファミリー(2L-SRCコンパクト ファミリー)に属します。1ED3241は、2つの独立した出力 (18 A (typ.) ピーク出力電流) を持ち、ターンオン/ターンオフの両方で2つの独立したゲート抵抗を制御することで、2レベルのスルーレート制御を可能にします。このドライバは、ユニポーラまたはバイポーラの広い電源電圧範囲で動作します。
特長
- EiceDRIVER™ 2L-SRC Compact 1チャンネル絶縁型ゲートドライバー 1ED32xxファミリー
- 2レベルのスルーレートコントロール機能 (2L-SRC)
- 650 V/1200 V/1700 V/2300 VのSi IGBTおよびSiC MOSFETに使用可能
- 2300 Vのオフセット電圧が必要とされる用途で使用可能
- ガルバニック絶縁型コアレストランスフォーマ搭載の ゲートドライバ
- シンクおよびソースのピーク出力電流 18 A (Typ.)
- 絶対最大出力電源電圧40 V
- 最大110nsの伝搬遅延 (35nsの入力フィルター付き)
- 高いコモンモード過渡耐性 CMTI >200 kV/μs
- 最大110nsの伝搬遅延 (35nsの入力フィルター付き)
- 高いコモンモード過渡耐性 CMTI >200 kV/μs
- Short-circuit clamping and active shutdown
- DSO-8 大きな沿面距離 (>8 mm) の300milワイドボディパッケージ
利点
- ターンオン時のIC間伝搬遅延を15ns以下に抑えることで、経年変化や電流、温度による変化に対応し、アプリケーションの堅牢性を向上
- 出力の伝搬遅延 1ns
- UL 1577 (予定) VISO = 6.8 kV (rms) × 1秒、7 kV (rms) × 1分
- IEC 60747-17/VDE 0884-11 VIORM = 1767 V (ピーク、強化絶縁)
- 出力間のタイトな伝搬遅延マッチングにより、ディスクリート構成に比べて優れたスルーレート コントロール機能を実現
- 正確な閾値とタイミング、ULとVDE-11の認証により、アプリケーションの優れた安全性を実現
- 高い絶縁性により、1700V駆動のインバータアプリケーションや1500V DCのソーラーアプリケーションにも使用可能
図
サポート