S2GO RADAR BGT60LTR11
概要
インフィニオン初のArduino対応60GHzレーダーセンサーは、メーカー開発者、プロトタイピングに最適です
高価なレーダーボードのアプリケーションや、時間のかかる開発の時代は終わりです! これからは、専門家や組み込みエンジニアでなくても、独自のレーダーベースのソリューションを構築することができます。インフィニオン初のArduino互換の完全自律型レーダーセンサーBGT60LTR11AIPを使って、数分で独自のレーダーベースのプロトタイプやアプリケーションを作成しましょう。超小型のShield2Goフォームファクターサイズで登場したこの低価格レーダーボードは、プログラミングやレーダーの知識がなくても、あらゆる好奇心の強い開発者にレーダーを実際に体験できる可能性を提供します。
この60Ghz Radar Shield2Goを、マイコンを使わずにデバイスの動作を可能にするステートマシンとして使用するか、または、たった2つのGPIOを使って動きとその動きの方向を検出する「プラグオン」レーダーセンサーとして (Arduinoフォームファクターボードや他のマイコンボードなどで) 使用してください。このレーダーボードは、最大7mの距離で、スマートホームやLEDベースのアプリケーションなど、近距離のアプリケーションに最適です。 このボードを使い始めるのに必要なのは、3.3Vの電源だけです。詳細は、インフィニオンのGithubまたはdo-it-yourself Hacksterのウェブサイトを参照してください。
特長
BGT60LTR11AIP MMIC:
- たった2つのGPIOでターゲットの動きとその動きの方向を簡単に検出できます
- Arduino IDEとPlatform.IO (VS Code拡張機能) でプログラム可能
- 検出範囲を0.5mから7mまで設定可能
- 存在やその動きの方向を検知すると点灯するLEDを搭載
- レーダーの設定 (QS) を調整するためのポテンショメーターとスイッチ
- インフィニオンのShield2Goフォーマットによる超小型 (48.80 mm x 24.1 mm) 基板設計
- 60GHzトランシーバー BGT60LTR11AIP MMIC (1送信と1受信を搭載)
- アンテナ イン パッケージ (AIP)
利点
- Arduino互換 (インフィニオンのGithubでライブラリを探せます)
- 人に対する検出範囲は最大7m
- 低コストのレーダーIC
- レーダーセンサーとして2mW以下の消費電力が可能
- 必要最小限の外部回路
推奨アプリケーション例
- DIYアプリケーションなどの短期間でのプロトタイピングやメーカアクティビティ
- サーモスタット、煙探知機、スマートスピーカー、その他エンターテインメントシステムなど、スマートビルやスマートホームのデバイス
- サービスロボット、掃除機、芝刈り機、洗濯機、キッチン家電などのスマート家電 ( 小型家電、大型家電 )
- IPカメラを含むスマートホームセキュリティおよびアラームシステム
- テレビ、ノートパソコン、タブレット端末などのスクリーンベースのシステム
- 照明システムおよび照明制御 (主に室内照明)
- ルームエアコン
- 自動ドア開閉装置
- スマートエントランス カウンターソリューション
- 非接触スイッチ
- マルチコプターとドローン
サポート