次世代OBC向けワイドバンドギャップ (WBG) 半導体
超高電力密度設計の実現
電気自動車に搭載されるオンボードチャージャー (OBC) は、交流系統電力を直流電圧に変換してトラクション バッテリーに充電する役割を担いますが、そのサイズと重量は車両の航続距離に悪い影響を与えます。OBCの設計では、より長い航続距離を維持しながら重量と体積を減らす上で、電力密度が鍵となります。新しい回路トポロジーと革新的なパッケージング技術におけるワイド バンドギャップ半導体の使用は、オンボード チャージャーの設計に革命をもたらす重要な有効手段です。
インフィニオンは、オーストリアのSilicon Austria Labs (SAL) およびスイス連邦工科大学チューリッヒ (ETH) のPower Electronic Systems Laboratory と共同で、10 kW/Lまでの電力密度に向けて、ベンチマークとなる高電力密度を備えた2種類の車載充電器を開発しました。