BGSA200ML9
概要
超小型2xSPSTアンテナチューニングスイッチ
BGSA200ML9 は、2 x 単極単投 (2xSPST) RF アンテナチューニングスイッチです。低COFF、低RONに最適化されており、8.25GHzまでのアプリケーションに対応可能で、アンテナのチューニングに最適です。
BGSA200ML9は、オンチップCMOSロジックと電源レギュレータを集積しています。4ステートのUSID1とUSID2機能により、GPIOラインまたはMIPI RFFEバスで制御できます。各スイッチは個別または、まとめてプログラムできます。MIPI RFFEモードでは、同じRFFEバスを使用して、同じデバイスを最大3つまで制御できます。
特長
- ON時に各RFポートで1.35 Ωの超低オン抵抗を実現
- OFF状態での各ポートで156 fFの低COFF容量
- OFF状態で48V以上の高いRF動作電圧に対応
- 高周波発生の低減
- MIPI RFFE 2.1制御インターフェース
- MIPI/GPIO 制御モード
- 1.2Vおよび1.8V VIO動作
- きわめて低消費電力: 22µA
- スイッチング速度: <5 µs
- 自己共振周波数: >8250 MHz
- 小型サイズ 1.1 mm x 1.1 mm (MSL1, 260 °C per JEDEC J-STD-020)
利点
- 7GHz以下のNR / NR-U (5G)アプリケーションに対応
- 超低RON×COFF FOM特性と超高リニアリティの両立
- 電源電圧1.2 Vのプラットフォームで使用可能
- 超小型パッケージによる省スペース化、スペースに制約のあるアプリケーションに最適
推奨アプリケーション例
- インピーダンス、アンテナ、インダクタンスのチューニング
- チューナブルフィルタ
サポート