最高の電力密度:インテルSVID、PMBusインターフェイスの完全集積型電圧レギュレータ
2019年3月19日、ミュンヘン(ドイツ)
スペースに制約のある最新の ストレージ、ネット通信、サーバ、および 通信機器向け製品においては電力密度が鍵となります。インフィニオン テクノロジーズは、一体型POL(Point of Load)ファミリーの最新製品となるIR38164 DC-DC POLコンバータを発表しました。インフィニオンのIR38x6xファミリーは完全なSVIDとの互換性か、3ビットPVIDの柔軟性かのいずれかを備えています。このためインテル社のCPUと、インテル社のシステムに含まれるチップセットPOLレールに対応した設計や、これらのサポートを容易に行うことができます。
通信用基地局、ネットワーク、およびストレージSSDをはじめとする用途において、制御、テレメトリ、電圧設定を必要とするPOLレール用に、PMBusをサポートする製品も含まれています。このIPOLデバイスのファミリーは、 OptiMOS™ MOSFETの効率を活用しています。
IR38164は、クラス最小サイズのSVIDが組み込むことにより、従来の外部電源によるデジタルコントローラと比較して50%のスペース節約を達成しています。この製品ではまた電流監視の精度も高められています。IR38164は5 mm x 7 mmのCuクリップパッケージに、市場最小のR DS(on)、性能指数(FOM)、およびQ RR属性を備えたOptiMOS 5を搭載しています。これにより91%を超えるコアレール(0.7V-1.2V)効率と、97%を超える5V out効率を実現しています。IR38164はその優れた温度特性により、最大30 Aまでの高周波動作が可能です。さらに改良されたパッケージングと高性能なMOSFETのため、最小限の通気量しか得られない高温環境においても3.3Vと5Vの大電流での供給が可能です。
IR38164にはインフィニオンの第3世代電圧モードPWMエンジンが搭載されています。これにより大きな制御帯域幅、コンデンサ数の50%削減、および安定した1 MHzでの動作を実現しています。真の差動電圧検知、広いマージン範囲、および0.5%のV ref精度が共に働くことによって1%を超えるV out精度が得られています。
IR38x6xの各製品は、V CCIO、V MPC、およびP VNNレールなどのインテル社製VR13レールを対象としてプログラムされています。PMBusのサポートの有無と共に、ピン互換オプションが選択可能です。
詳細については www.infineon.com/optimos_digital_ipolをご覧ください
Information Number
INFIPC201903-051j
Press Photos
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With its integrated SVID, IR38164 offers 50 percent space saving compared to traditional externally powered digital controller solutions. Infineon’s voltage regulator features a 5 mm x 7 mm Cu-clip package and OptiMOS™ 5 with the lowest RDS(on), FOM (figure of merit), and QRR attributes in the market.IR38164_PQFN-22_5x6
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