トヨタ自動車広瀬工場より「品質 最優秀賞」を授与
2017年4月26日、ノイビーベルク(ドイツ)、東京(日本)
インフィニオン テクノロジーズは、本日トヨタ自動車広瀬工場より「品質 最優秀賞」を受賞したことをお知らせいたします。広瀬工場はトヨタ車の先進的な電装部品を開発、製造しており、今回の受賞はインフィニオンが提供している車内通信用CANトランシーバ製品と品質故障ゼロ(ゼロ ディフェクト)活動が高く評価されたものです。
インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社の代表取締役社長、森康明は、「トヨタ自動車広瀬工場より頂いた「最優秀賞」は インフィニオンにとって大変名誉な賞です。近年、 自動運転、 自動車の電子化、 IoT、 次世代通信などの普及により、車載搭載機器への要求も大きく変化しています。拡大する電気自動車市場でのリーディングサプライヤーをめざし、厳しく求められる品質基準をみたすよう更に努力していきます。」と述べました。
CAN トランシーバは車両内データ通信の鍵
今日、車両内では約60のECU(electronic control units)が、CAN(Control Area Network)を経由してデータのやり取りを行います。このデータの送受信には CANトランシーバが要となる役割を担い、自動車のパワートレイン、ボディ、およびセーフティアプリケーションに使用されるそれぞれのECUを、相互に接続します。今後の自動車にはさらに多くの快適性と自動化機能が装備されるため、車両内のデータ送受信へのニーズも高まっています。将来の自動車にはさらに多くのECUが搭載され、それらが果たす機能もさらに高度化すると予想されています。結果、車両に搭載されるCANトランシーバの数は、今日の車両1台あたり平均17個から今後5年間のうちに平均20個にまで拡大すると考えられています。
インフィニオンの CAN ソリューション
インフィニオンは 自動車用トランシーバの世界第2位のメーカーとして、従来のCANトランシーバと互換性を持つCAN FD、パーシャル・ネットワークCAN、ハイスピードCAN、LIN、およびFlexRayなど、さまざまな種類のバスを対象とする製品ポートフォリオを包括的に提供しています。プロトコルの派生のひとつである5メガビット/秒のCAN FDについては、インフィニオンはISO11898-2:2016準拠のTLE925xトランシーバに加えて、 システムベーシスチップ、TLE9278 Multi-CAN Power-SBCも用意しています。 AURIX™ファミリのTC3xxマルチコア マイクロコントローラは、ISO11898-1:2015規格に基づき最大12のCAN FDチャンネルを備えています。
インフィニオンの車載半導体、トランシーバのポートフォリオに関する詳細は、以下のURLをご参照ください。
インフィニオンについて
インフィニオンテクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています。2016会計年度(9 月決算)の売上高は65億ユーロ、従業員は世界全体で約3万6,000人。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場(ticker symbol:IFX)、米国では店頭取引市場(ticker symbol:IFNNY)のOTCQX に株式上場しています。
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp
本社サイト: http://www.infineon.com (英語)
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INFATV201704-048
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Yasuaki Mori, President of Infineon Technologies Japan: “Zero-defect products for in-vehicle communication of Infineon support the automotive megatrends autonomous driving, electric mobility, connectivity, and security.”Mori-Yasuaki
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