エレクトロニカ2018:インフィニオンがエレクトロモビリティの航続可能距離伸長、ドローン技術の成熟、ロボットの機動性向上をアピール

2018/11/05 | ビジネス&フィナンシャルプレス

2018年11月5日、ミュンヘン(ドイツ) 

インフィニオンテクノロジーズがデジタル化に関する疑問にお答えします。クリーンエネルギーはどのようにして創られるのか。発生させたエネルギーをどんな方法で素早く、低損失で電気自動車に充填できるか。クラウドへのデータ転送が増加を続ける状況下で、サーバの効率をどうやって改善するのか。ロボットはどこまで日常生活に適用できるのか。そして、サイバースペースからの攻撃者に対して我々は、ネットワーク社会の中で自分自身をどのように保護するのか。ドイツ最大の半導体メーカーであるインフィニオンは、お客様および戦略的パートナーと共同で、将来のコネクテッドワールドに向けたソリューション開発に取り組んでいます。インフィニオンは、11月13~16日開催のエレクトロニカ2018のホールC3、ブース503で「現実」と「デジタル」の世界を結ぶ技術を展示します。 

CO2 排出なしの走行への道筋:インフィニオンの半導体を使って

排ガスゼロの自動車は、サステイナブルなモビリティを可能にします。それを象徴するのが、フォルクスワーゲンのID.BUZZです。この利便性の高い四駆の自動車である同社のMicrobusは、当然ながら無公害で、かつ高度な自動運転機能を備えています。フォルクスワーゲンの戦略的半導体パートナーとしてインフィニオンは、完全電気駆動のコンセプトカーを実現した初のパートナーであり、半導体がどのようにして自動運転の道を開くかを説明します。 

無公害運転と呼ばれるには、再生可能な資源から電力を得る必要があります。太陽光発電を有効利用できる時代に向けて、インフィニオンはCoolSiC™技術を利用したSMA Solar製の太陽光インバータを展示します。この新半導体材料のシリコンカーバイド(SiC)は電力密度を80%以上も向上します。したがって、インバータは同じ出力を保ちながら小型軽量化が可能ですし、サイズと重量を増大させずに出力を大幅に上げることもできます。 

エレクトロモビリティを普及させるためには、車両に迅速かつ効率的に充電できることが必要です。インフィニオンは、IONITYの充電ステーションがまさに誰もが利用でき、数100km走行できる充電を迅速に行えることを披露します。IONITYはBMW、ダイムラー、フォードおよびフォルクスワーゲンの合弁会社で、ヨーロッパの主要輸送ルートの道路にに電気自動車用の高速充電ステーション(350kW)のネットワークを構築することを目的に、2017年に設立されました。 

消費電力の大きなサーバのためのソリューション:インフィニオンは窒化ガリウム製品ラインアップを展示

コネクテッドワールドでは、大量のデータフローを生み出すデバイス、コンピュータおよび機械がどんどん増加しています。同様に、革新的な人工知能アプリケーションを可能にするセンサーの数も増加の一途をたどっています。必要とされるサーバやデータセンターは、規模が拡大し、消費する電力も増加を続けています。窒化ガリウム(GaN)などの代替半導体材料を使用することによって、これらへの電力供給を効率化することができます。それはエネルギーの節約、すなわちCO2の排出とコストの削減になります。インフィニオンはエレクトロニカで、データ通信(テレコム)およびサーバ用のCoolGaN™製品ラインアップを初公開します。 

ドローンとロボット:次の段階へ

ドローンは本格的な輸送形態として、飛躍的な進歩を遂げました。間もなくドローンが荷物や人間を運ぶ姿が日常生活のひとこまになるでしょう。インフィニオンは新たなアプローチを紹介します。それはフライトコントローラのAURIX™マイクロコントローラとエンジン制御用のCoolGaNソリューションが、強力な自律搬送ドローン開発の新基準を打ち立てていることです。

インフィニオンは、当社ブースでROBOYを紹介します。ROBOYはヒューマノイドロボットで、俊敏性、認知力、敏感さにおいて、人間の体に非常によく似ています。インフィニオンは、プロジェクトの一環で人工知能の開発を行っているミュンヘン工科大学(TUM)の研究者を支援しています。ROBOY 2.0はスムーズに動作し、人間を認識して対話することができます。次の開発段階ではROBOYを歩行させる計画です。インフィニオンの60GHzレーダーセンサー、XENSIV™を搭載するとともに、当社の高感度センサーを活用することによって足元の地面や床面を認識し、それに対応した動作を行えるようにします。 

生活を便利に、エコに、そして安全にするのがインフィニオンのミッションです。いかなる手段を講じてもオンラインで接続されたデバイスは攻撃される可能性があるなか、ハードウェアベースのセキュリティこそが、インフィニオンのラインアップを貫く中心テーマです。インフィニオンは、OPTIGA™製品ファミリーにより、スマートホームからドローンまで、モノのインターネット(IoT)における幅広いアプリケーションに求められる要件に合わせた堅牢なセキュリティを提供しています。それは、「製品からシステムへ」という戦略的アプローチを通じて達成されます。インフィニオン セキュリティパートナーネットワーク(ISPN)のメンバー各社は、ビジネス用途向けの電子ドアロックや、産業用ロボット、知的財産、データを保護することを目的とした、インフィニオン製セキュリティチップを採用するその他のアプリケーションを展示する予定です。

インフィニオンについて

インフィニオンについて

インフィニオンテクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命だと考えています。2017会計年度(9月決算)の売上高は71億ユーロ、従業員は世界全体で約3万7,500人。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場(ticker symbol:IFX)、米国では店頭取引市場(ticker symbol:IFNNY)のOTCQX に株式上場しています。 

日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp 

本社サイト: http://www.infineon.com (英語)

Information Number

INFXX201811-008j

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  • Charging station from IONITY, VW ID. BUZZ, ROBOY 2.0 by TUM: Infineon gives answers to the major questions related to digitization - electronica 2018, booth 502 in Hall C3
    Charging station from IONITY, VW ID. BUZZ, ROBOY 2.0 by TUM: Infineon gives answers to the major questions related to digitization - electronica 2018, booth 502 in Hall C3
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